岡谷市の日常生活圏の自治組織「区」

岡谷市の自治組織である「区」は21区あり、長年の地縁を継承し、中学校区でも小学校区でもない住民の生活圏として、地域住民の日常生活を支える大きな役割を果たす地域コミュニティを形成しており行政(「公助」)との連携による「互助」「共助」の基盤です。

 岡谷市における地区社会福祉協議会(地区社協)は、昭和30年から各地区に逐次設立され、現在では21地区、全区に設置されています。

諏訪湖ハイツ前のひまわり

お宝探しの取り組み

令和3年度から進めている、日々の暮らしの中の「何気ない支えあい」「支えあいとは呼ばないつながり」に目を向ける「地域のお宝探し(支えあいの実態調査)」の取り組みでは、地域の皆さんの友達付き合いやご近所付き合いなどの様子とエピソードをお聞きし、つながりを切らさない暮らしぶりが見えてきます。

暮らしの中で、人と人が出会いつながることで、気になる存在が生まれ、それが「気にかけ合う仲」となって、支えたり支えられたりする関係に発展していくこと、こうした気にかけ合う関係こそが、社会的孤立を防ぎ、安全・安心な地域を支える基本ではないでしょうか。

こうしたお宝を大切に育み、将来に繋げ、豊かな地域のつながりを維持したいと願います。